Live 11の発売まであと4日となり、次のAMTまであと1週間を切りました。
今回ゲストにお招きするのは、Ableton認定トレーナーの森谷諭さん。
ドラマーだった森谷さんは、2014年に認定トレーナーに転身するという面白い経歴の持ち主。過去のテレアポのバイト経験を活かし、爽やかな語り口調と溢れるばかりのAbleton愛が持ち味で、初心者の方々にもわかりやすく説明してくれます。
現在の森谷さんは、東京と仙台のスクールオブミュージック＆ダンス専門学校で講師もしています。この学校は日本唯一のAbleton認定トレーニング提供機関です。
また、2013年1月に結成した「イワモリ」というユニットではボーカルとプログラミングを担当していて、現在も毎月15日にYoutube／ SoundCloud等にて新曲を発表しています。
https://youtube.com/user/7010iwamori3104
今回、森谷さんは「使ってみようLive11付属Pack」というテーマで、発売されたばかりのLive 11に付属するPackを取りあげます。
Packとは、インストゥルメント／エフェクト／プリセット／サンプル音源などを、テーマごとに1つのパッケージにまとめたもの。ざっくりいうと追加音源とかサンプルパックみたいなものですが、Liveに標準で付属するものも沢山あります。
森谷さんはLive 11に追加されたPackや、10からアップデートされたPackの紹介と、それを使って自分のアレンジに活かす方法を紹介します。
Live 10あたりからLiveに付属するPackもかなりクオリティーが高くなりましたが、意外と使っていない方が多いんですよね。。。
そんな「灯台もと暗し」を感じさせてくれるプレゼンテーションになると思います。
なお、ableton.comではLive 11が出る2/23までの期間限定でPackの20%オフセール中なので、購入考えている方はお早めに！
私見ですが、LiveはNIみたいに大量のプリセットをガンガン切り替えていくスタイルに不向きなのかなと思うこともあります。
Live 11 Suiteでは付属するサンプルライブラリーが60GBを超え、プリセットも大量に収録されるようになりました。個人的には、そのプリセットをブラウズする機能が、60GBオーバーに対応できるほど進化していないような気もします。もし上手い方法あるよ！っていう人からいたら教えて欲しいです。
Ableton Meetup Tokyo Vol.38は2/25（木）午後9時から無料配信
このAbleton Meetup Tokyo Vol.38は、AMTのYouTubeチャンネルから無料で視聴いただけます。今回のメインMCは初心者目線でAbleton Liveを掘り下げてくれるDIEZONEです。
Ableton Meetup Tokyo Vol.38 Live 11 Edition feat. Satoshi Moriya | 森谷 諭
2/25 (Thu) 21:00〜22:00 (JST) at YouTube Live
Guest : 森谷 諭 （Ableton Certified Trainer）
「使ってみようLive 11付属Pack」
MC : DIEZONE (SUNNY/BLACKSHIP) & Koyas （Ableton Certified Trainer）
配信URLはこちら
森谷さんと共に振り返るAMTの歴史
さて、ここからは森谷さんと振り返るAMTの昔話です。森谷さんにはAMTには初期の頃から何度も出演して頂いていて、昔の写真を見てみると、懐かしさと今より微妙に若いことに、思わず記事を書く手が止まるほどです。
2015年には、Red Bull Studiosで開催されたLive 9.5お披露目イベントに出演しました。森谷さんの隣にいるのはAMT初代オーガナイザーの齊藤篤くん。いまはレストランを経営しています。
2016年のAMT1周年アニバーサリーでは、「Ableton駆け込み寺」を担当してもらいました。この時のアニバーサリーは2部構成になっていて、朝までミートアップしていました。
2017年には「8小節から先の世界」というテーマで、ループはできるけど曲が完成しない！という方に向けたプレゼンテーションを行っています。
アーカイブ動画も残っていますが、まともな撮影機材と技術がない頃でしたので、画質が悪いのはご勘弁を…
2018年、Live 10が発売されたときにContactで開催したイベントでLive 10のプレゼンテーションも披露して頂きました。もう3年前です。
前回森谷さんがAMTに出演したのは、コロナ禍が始まる直前の2020年1月。わずか1年前ですが、今見るとあまりの密っぷりに隔世の感があります。
そんな森谷さんがLive 11と共に帰ってきます。お楽しみに！
森谷諭
森谷諭と音楽の出会いは10代に始めたドラムだ。
ポップスやロックを中心とした自身のバンド活動に加え、様々なアーティストのサポート・ドラムとしてレコーディングやツアーに参加、多くの経験を積む。
Ableton Liveとの出会いが森谷に音楽の無限の可能性を再発見させ、2013年からは自身が歌とプログラムを担当するユニット『iwamori』を結成。
ドラマーとして培ってきたリズム・パターンを土台とした独自の世界を構築した楽曲をYouTube等にて毎月定期的に配信している。
また、プレイヤーとしてだけでなく、Ableton Liveの裾野を拡げるべく指導者としても活躍しており、個人への指導だけにとどまらず、大手音楽雑誌への寄稿や現役プロへの指導、また数多くのセミナーや専門学校の講師も務める等、初心者からプロに至るまで、音楽の魅力と熱い想いを伝えるべく日々躍進中である。