3/14配信のAbleton Meetup Tokyo Vol.39の出演者紹介は、京都の認定トレーナー=赤川純一さんです。赤川さんは、茨城県生まれのオーディオビジュアルアーティストで、Max for Live/openFrameworks/TouchDesignerを使ったプログラミングを得意としています。
2010年から2013年までベルリンを拠点に活動していて、2018年にAbleton認定トレーナーとなり、現在は京都在住。好きなインストゥルメントはOperatorだそうです。
赤川さんはA/Vアーティストとして、2019年に文化庁メディア芸術祭とMUTEK.JPのコラボレーションイベントに出演し、2020年には本場のMUTEK Montrealにも出演されています。3/27にはMUTEK.JPとKYOTO STEAMのコラボレーションイベント=NAQUYO-平安京の幻視宇宙-で、「平安京のサウンドスケープ(音風景)」をテーマとしたライブパフォーマンスを披露します。
こちらの映像は2019年に金沢で行われたライブの模様。Operator好きだというのも納得です。
赤川さんはいままでもAMTに出演して頂きましたが、Liveを使ったプレゼンテーションは初めて。今回は「運も実力のうち?偶然性を味方につける方法。」というタイトルで、Live 11の新機能の中からチャンス(ベータ版の時の名称はProbability)を取りあげます。
このチャンスは、いままでの配信でもほぼ毎回登場している人気機能ですが、赤川さんはただランダマイズさせるのではなく、音作りなどにも使える面白い使い方を紹介します。例えば、DrumRackに搭載されているChoke機能と組み合わせたり、打鍵の強さを表すベロシティーをランダマイズさせる「Velocity Range」を積極的に音作りに活用する使い方を紹介する予定です。
赤川さんは、札幌のAbleton認定トレーナー=大黒淳一さんと共同で、遠隔地同士のAbleton Liveとお互いのMidi clipを送受信してリアルタイムにセッションできるMax for Liveデバイスの「ShareMidiAndParty!」を開発しています。
2020年5月のコロナ禍まっただ中だった頃に、Ableton Meetup Tokyoの配信にも出てもらいました。そのアーカイブはこちら
赤川さんが出演するAbleton Meetup Tokyo Vol.39は、Ableton Meetup TokyoのYouTubeチャンネルから無料で視聴できます。3/14(日)午後4時からオンエアーです。
プログラムの詳細はこちら。お楽しみに!
Junichi Akagawa / 赤川 純一
オーディオビジュアルアーティスト・Ableton認定トレーナー。プロ グラミングやセンサーを用いてインタラクティブなシステムを構築 し、ライブパフォーマンスやダンス作品、インスタレーションなど の制作を行う。
Audio-Visual artist and Ableton Certified Trainer. By programming and using sensor data, he is making live performances, dance pieces and installations.