気がつけば次のAbleton Meetup Tokyo配信まであと5日!
今回のゲストの中村辰矢さんは舞台音響を手がける佐賀のAbleton認定トレーナー。演劇の世界では既にLiveが広く使われていて、「Ableton Live 演劇」などで検索すると演劇部の高校生まで使っていることがわかります。

舞台音響でAbleton Liveを使うためのテクニカル記事

その中村さんは、通販一筋27年の楽器店=サウンドハウスに、Ableton Liveを舞台音響に使う記事を寄稿しています。音楽や効果音を再生する、いわゆる「ポン出し」をAbleton Liveで行う方法について解説しています。
サウンドハウスといえば、深夜にうっかり買い物してしまい、このお姉さんを見て「またやっちゃった…」という経験をした方もいるのではないでしょうか?

中村さんの記事は舞台音響向けに書かれてはいますが、Ableton Liveの構造の基礎も解説しています。
Liveや周辺機器/環境設定などのセットアップ方法などの解説から始まり、MIDIコントローラーとの連携、オーディオクリップの設定やルーティングなど、Live初心者なら演劇以外の方にも参考になる記事でしょう。

このポン出し、以前はRoland SP-404(最新機種のSP-404 MK2が発表されました)などのサンプラーで行われていて、パッドを押して音を出すことを「叩き」と呼ばれています。演劇の世界の用語は音楽と違っていて、会場のことを「小屋」と呼んだりするのがカルチャーの違いを感じる面白いところです。

舞台音響✕Ableton Liveの事例

中村さんの記事以外に舞台音響+Ableton Liveの記事を探してみると、藤本健さんのDTM Stationに実際の活用事例が載っています。こちらは実際のセッションファイルの画面などもあるので、中村さんの記事とあわせて読むと理解が深まると思います。AKAI Proffesinal APC40 MK2に「GOボタン」というものはないですが…。

舞台音響✕Ableton Liveの記事を色々と見ていると、舞台音響の世界ではAbleton Liveを巨大なサンプラーと捉えて使っている印象で、まだMIDIが搭載されていなかったLive 3あたりの感覚を思い出しました。いまではMax for Liveで携帯のバイブレーションを鳴らすなど、当時にはできなかったテクノロジーもあります。

また、中村さんはTwitterでも舞台音響で使えるAbleton LiveのTIPSを発信しています。興味のある方はこちらからどうぞ↓

Ableton Meetup Tokyo Vol.44は10/20(水)午後9時配信

この中村さんを招いて、舞台音響✕Ableton Liveの世界を掘り下げるAbleton Meetup Tokyo Vol.44は、10月20日(水)午後9時から配信します。視聴はAMTのYouTubeチャンネルから無料でご覧頂けます。

配信URLはこちら

https://youtu.be/7z4DVMKpfuE

プログラム詳細はこちらです。
お楽しみに!

カテゴリー: NEWS

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