次のAMTまであと2週間!
本日の出演者紹介は、アーティスト/プロデューサーで、Ableton Meetup Tokyoオーガナイザー/Ableton認定トレーナーのKoyas。最近では翻訳業務が多くなり、Push 3のマニュアルの翻訳や、iOSアプリのAbleton Noteのローカライズなども行っています。
音楽活動では、最近一緒にリリースしている山頂瞑想茶屋/Sancho Meiso Chayaと行ったライブ音源も公開されています。遅めのテンポでインプロ主体のGenre Glitchなライブで、山頂瞑想茶屋は主にビートを出し、Koyasは303っぽいアシッドベースシンセを出しています。
ローカライズしたNoteもバージョンアップで進化
あまりお知らせはしてなかったですがNoteはバージョンアップが続けられていて、新機能が盛りだくさん搭載されています。
まずはUSBクラス・コンプライアントの外部MIDIコントローラーに対応。BluetoothでもUSB経由でも使えます。新しいiPhoneはUSB-C端子搭載なので、簡単に接続できるコントローラーも増えたことでしょう。
その他にはサンプルの取扱を強化。サンプルの逆再生や動画からの音声だけインポートできるようになっています。
また、内蔵シンセにDriftが搭載され、そのプリセットも追加。これだけ機能強化してお値段据え置きです。
今回のプレゼンテーションは「音量」がテーマ
今回、Koyasは「音量は最強のエフェクター」と題して、わかっているようでわかりづらい音量についてプレゼンテーションをします。
摩訶不思議な音量の単位=デシベルなど音量の基礎から、実際の曲を引用して音量が変わると人間の感覚にどう影響を与えるのか紹介。制作やミキシング、マスタリングにも応用できる内容になる予定です。
Ableton Meetup Tokyo Vol.54は10/6開催!
そんな勉強会にもありつつ音楽制作者の交流会でもあるAbleton Meetup Tokyoは10月6日(金)午後6時から、麻布台ヒルズ森JPタワーの近くにあるCUBEで開催します。
学生の方は学生証を入口で提示すると半額で入れますのでこの機会に是非!
出演者
Presentation :
Nao Tokui 「AI音響合成モデルのパフォーマンス活用法」
Koyas (Ableton Certified Trainer) 「音量は最強のエフェクター」
Chrumi 「サンプル素材の楽しみ方」
Touch & Try : Push 3 Touch & Try by Ableton
MC : CD HATA (Dachambo) and DIEZONE (Blackship)
料金:2000円/学生 1000円(入り口で学生証を提示)
イベントの詳細はこちら
Koyas
Koyasは東京を拠点に活動しているアーティスト/プロデューサー/DJであり、エレクトロニックなライブ・パフォーマンスにフォーカスしたレーベルpsymaticsを運営している。
彼はDJ Yogurtと共同で音楽プロデュースを開始し、アンビエント·テクノのアルバムをリリースする傍、曽我部恵一BAND、奇妙礼太郎、ケンイシイ等のリミックスも手がけた。
その後、彼は自身のレーベルpsymaticsは2013年に設立。翌年にはCD HATA (Dachambo)との即興演奏をベースにしたエレクトロニック作品を発表。現在では彼が他のアーティストとのコラボレーションした音源シリーズをリリースしている。
Ableton Liveはバージョン3からのユーザーであり、その音楽制作やレーベル運営に関する知識を活かし、雑誌やウェブ媒体に記事を寄稿し、Abletonのアプリ=NoteのローカライズやPush 3のマニュアルも翻訳している。
彼は2015年から東京のAbletonユーザーコミュニティー=Ableton Meetup Tokyoを立ち上げ、隔月でミートアップイベントを開催している。その実績から、彼のチームは大規模なカンファレンスのプログラムにも参加している。
https://koyaspro.com
https://psymatics.net
http://ableton-meetup.tokyo