Ableton Meetup Tokyo Vol.59、3人目の登壇者紹介は音楽プロデューサー/ライブアクト/DJ/教育者/アクティビストのSakura Tsuruta。今年すでに1回登壇していますが、その後Ableton認定トレーナーとなったのでその祝福とお披露目も兼ねて、制限時間内に曲を作る「20分チャレンジ」に挑みます。
ミックスダウン入門編でのプレゼンテーション動画も公開
また、彼女が前回登壇した時のプレゼンテーション「ミキシング101:トラックを書き終えたらまず最初に」の動画も本日公開です。
この動画では、これから自分でミックスダウンをしてみようというミックス初心者の方に向けて、ミックスの最初に何をするべきか、その下準備などを解説します。彼女のヘッドルームを空けるのテクニックも必見です。
今回は制限時間内に曲を作る「20分チャレンジ」
今回、彼女が挑む「20分チャレンジ」は難易度が高く、Ableton Meetup Tokyoのイベントでも成功者は半数以下。Ableton認定トレーナーとしての初お披露目で難易度高いプログラムに出てもらっていいのか不安になりましたが、彼女にとっては楽曲制作が得意なことだそうです。
Ableton Meetup Tokyoでは20分チャレンジのガイドラインを設けていて、そのレギュレーションはこちらです
- 曲作りの制限時間は20分
- DAWはAbleton Liveを使用
- Live以外に使用する機材やソフトは自由(サードパーティーのプラグインなどもOK)
- 2mixを録音またはエクスポートする工程を入れる
Against the Clockなどは制限時間10分なので、20分で曲を作ること自体はそれほど難易度高くないと思いますが、お客さんの目の前で作るため、何が起こるかわからない緊張感があります。
なお、曲作りが終わった後に簡単な解説やQ&Aの時間も設けています。
Ableton Meetup Tokyo Vol.59は11/9 4pm開場!
祝祭でありながらもスリリングなAbleton Meetup Tokyoは、11/9(土)午後4時開場。事前登録や予約は不要ですが、いつもと曜日や時間帯と料金も変更になっているのでご注意ください。
学生の方は学生証をエントランスで提示すると半額になります。U-23割引もリクエストがあれば検討いたします。
Touch&TryでリリースされたばかりのMoveも展示して皆さまのご来場をお待ちしております。
Ableton Meetup Tokyo Vol.59 9th Anniversary あなたの得意技見せてください
日時:2024.11.9 Open 4 pm
会場:CUBE 〒106-0041 東京都港区麻布台3丁目4−11 中央飯倉ビルB1 https://mp-cube.net
出演
Presentation :
XLII「Ableton Live効率化マスタークラス」
ハンサム判治「ピアノが弾けないゴリラでも弾けるお洒落コードワーク」
20min Challenge:
Sakura Tsuruta (Ableton Certified Trainer)
Touch & Try : Ableton Move
MC : KOYAS (Ableton Certified Trainer) & CD HATA
DJ : ReFuCafé, Ayaka
料金:3000円/学生 1500円(入り口で学生証を提示)※事前登録や予約は不要です
イベントの詳細はこちら
Sakura Tsuruta (Ableton Certified Trainer)
音楽プロデューサー / ライブアクト / DJ / 教育者、そしてアクティビストとして、国内外の電子音楽シーンにおいて、従来のアーティストの枠を超え、多角的な役割を体現している鶴田さくらは、ダークで壮大なリズムと、しなやかで幻想的なメロディーの融合により、リスナーを魅了し、さらなる期待を抱かせるアーティストです。
2019年のデビューシングル「Dystopia」は、BeatportのElectronica/Downtempoカテゴリーのトップ100に躍り出ました。2020年には、EP「Made of Air」を発表し、国内におけるアーティストとしての評価を固め、2022年リリースのLP「C / O」は、世界中のリスナーを惹きつけ、アンビエントやエレクトロニカのシーンで有力な世界的レーベル、Mule Musiqからレコード/デジタルで、2023年に再リリースされた。
鶴田の音楽は、日本だけでなく、世界中のクリエイティブコミュニティでも人々を魅了しており、年々、活動範囲を拡げ、オーディオビジュアルパフォーマンス、サウンドインスタレーション、拡張現実、ファッションショーなどの領域でも活躍。Ableton、資生堂、FENDI、Audio Technica、Amazonなどの世界的なトップブランドから注目され、それぞれのブランドのプロジェクトをより豊かにするサウンドディレクションや音楽を提供している。
アーティスト活動の他にも、次世代の音楽の才能を育てることに深く取り組み、ミャンマー / ヤンゴン拠点のCreative Media Institueにて音楽制作の講師として年間50名以上の生徒を育成する活動を続けている。さらに、国内でも音楽大学や専門学校ではゲスト講師として教鞭を取り、母校であるバークリー音楽大学の協力の元、電子音楽制作とパフォーマンスの授業を入学希望者達に教えている。
また音楽シーンにおけるジェンダー平等の提唱者として、鶴田はBillboard Musicなどの有力なプラットフォームで、女性の権利についての自分の見解を共有してきた。音楽業界で女性の権利や居場所を増やすための努力は、Forbes Japanに評価され、2023年に発売された「世界を救う希望100人」特集号において表紙に抜擢された。
彼女の革新的なアプローチと音楽への情熱は、電子音楽シーンの発展を促進する力として、大きな期待を集めている。