Ableton Meetup Tokyo Vol.43に出演するのは、名古屋を拠点にしているAbleton認定トレーナーの吉澤俊樹さん。もともとベーシストとしてホテルのレギュラーバンドを務め、ジャズ・ラテン・ブラック・ポップス・クラブを軸に幅広いジャンルで活動しています。
また、講師としても名古屋芸術大学や中部楽器技術専門学校などで教えていて、オンラインや対面でもベースや楽器のレッスンを行っています。過去のAMTでは、恵比寿Timeout Cafeで開催した時のAbleton駆け込み寺も手伝ってもらいました。
バンドの中で一番の変態はベーシストだというアノマリーがありますが、吉澤さんのメインで使っているベースは6弦という特殊な仕様。吉澤さんと打ち合わせしたときも、「スケールの話とか大好きなんですよね」とマニアックなコメントを頂きました。ジャズ系の人はコードの話が好きな人が多い印象があるのですが、ベーシストだとあまり和音を使わない分スケールなのでしょうか。
そんな吉澤さんが6弦ベースとルーパーを組み合わせて演奏している動画はこちら。ルーパーは画面に映ってないですが、Ableton LiveのLooperだと思われます。
今回のプレゼンテーションは「~調性の外へ!自由か無秩序か~ 即戦力の音階活用術、ノンダイアトニック的アプローチ術」と題して、スケール(音階)について解説します。
Pushなど最近の機材にはあらかじめ設定したスケールの音程しか出さない機能をもつものが増えてきました。これはこれで便利な機能ですが、問題はその使い方。PushもSCALEボタンを押すと大量にプリセットが出てきますが、そもそもどのスケール使えば良いのかよくわからないとか、和音を鳴らすシンセとリードシンセで違うスケール使って良いの?みたいな疑問を持つ方もいると思います。
また、いなたい雰囲気とか妖しげな空気感を出したいときはどのスケールを使えば良いのか、Ableton Liveを使ってこうした解説をするものは意外と少ないかも…と感じたのが今回スケールを取りあげたきっかけです。
そんなスケール沼を紹介するAbleton Meetup Tokyo Vol.43の詳細はこちら。配信は9/28(火)21時より、AMTのYouTubeチャンネルから無料でご覧頂けます。
吉澤 俊樹 | Toshiki Yoshizawa
ベーシストとしてホテルのレギュラーバンドを務め、ジャズ・ラテン・ブラック・ポップス・クラブを軸に幅広いジャンルで活動。ゴスペルの名曲Oh Happy Day の初リードシンガーで、グラミー賞へと導いたシンガー、Dorothy Morrison、ハービーハンコックとの活動で知られるドラマー、James Leviらとサンフランシスコでのレコーディングにベーシスト兼、エンジニアとして参加。
CMやキャラクター、子供向けの楽曲制作等、活動は多岐に渡る。
環境にあった音楽を提供するプロデュース能力には定評があり、幅広いジャンルの音源制作に携わる。クラブミュージックに造詣が深い。音楽教育者としても、専門学校等で、楽器演奏から作編曲、音楽理論、の指導を行う。(名古屋芸術大学、中部楽器専門学校、大手音楽スクールなど)
ネットを通じて、DTMレッスンも全国展開中。「アートの為のエンジニアリング」・「音楽のTPO」等、常にテーマを持ち、 音楽という大きなカテゴリーの中で活動を展開し続けている。
https://www.ableton.com/ja/certified-training/toshiki-yoshizawa/