寒い冬にはテクノ!2019年最初のミートアップは今までやったことのなかったテクノを特集

寒い冬は制作に集中しやすい時期です。そんな時期に行う2019年最初のミートアップは、なぜか今までやったことのなかったテクノを特集します。
テクノを作る上で重要なパートはキックドラム。誰しもが気になるキックの作り方を、重量級テクノでフロアを揺さぶるA.Mochi, 1stアルバムが好評のSakiko Osawa, 力強い低音を軸とした音響で電子音楽と現代音楽の間を飛び回るIkuko Morozumiの3名がパネルディスカッション形式で意見交換します。

プレゼンテーションでは、Ableton認定トレーナーのKoyasが20分の制限時間でテクノを作るタイムトライアルに挑戦。テクノを作る上で便利そうだけど、イマイチ使いどころがわからないステップシーケンサーを活用します。
また、初登壇となるsaskiatokyoは、クラブでDJではなくあえてライブするアーティスト。今回は彼女のライブセットを通してフロアをダンスへと誘う表現についての考察を話します。
そして、冬の特別企画としてAbleton駆け込み寺が復活し、住職:Yoshinor Saitoが貴方のLiveや音楽制作についての悩みに答えます(投げ銭制)。さらにTouch&Tryコーナーも開設し、電子楽器やアート作品のハードウェア・ソフトウェア開発を行う山本製作所が出展します。

引き続き学生は入場無料です(要学生証)

イベント概要

タイトル:Ableton Meetup Tokyo Vol.23 Techno Edition
日時:2019/2/22(金) Open 6pm
会場:TimeOut Cafe & Diner http://www.timeoutcafe.jp
料金:2000円/学生無料(入り口で学生証を提示)

出演者

Panel Discussion
「キックの作り方」
by By A.Mochi, Sakiko Osawa, Ikuko Morozumi
Moderator : CD HATA

Presentations:
Koyas (Ableton認定トレーナー) 「Make a Track on the Fly」
saskiatokyo「踊る人 ~音楽の原点から考えるダンスミュージックの自由~」

Ableton駆け込み寺 by Yoshinori Saito (Ableton認定トレーナー)
Touch&Try : 山本製作所

MC : CD HATA&DIEZONE
DJ : eRee, ME:CA

Facebook イベントページ
https://www.facebook.com/events/741820776199122/

Biography

A.Mochi

東京を拠点に活動する日本では知る人ぞ知るテクノアーティスト。

重戦車、サブベースマスター、ハード・テクノ・マエストロと称されるその楽曲は海外のテクノシーンで知名度、評価が高い。

これまで30枚以上の12インチをリリースしており、BeatportのテクノシングルチャートTop10に5曲ランクインさせている。

WIREはじめ日本各地のクラブ、フェスティバルの他、ベルリンのBerghainの他、フランス、オランダ、スイス等のヨーロッパ、ロサンゼルス、北京、台湾、ソウルなど海外のクラブ、フェスティバルへの出演している。

その重量級テクノで、世界のシーンを揺さぶることができる日本人プロデューサー、A.Mochi。その名を覚えておいて、損はないだろう。

Koyas

Koyasは東京を中心に活動しているアーティス ト・プロデューサーでエレクトロニックなライブ・アーティスト向けレーベル”psymatics”を運営している。

彼はDJ Yogurtと共に数々の作品をリリースし、曽我部恵一BAND/奇妙礼太郎/ケンイシイ等幅広いジャンルのリミックスを手がけた。

2013年には自身のレーベル”psymatics”を設立し、翌年にはCD HATA(from Dachambo)との即興セッションユニットで作品を発表。また、音楽制作ソフトウェア=Ableton Liveの日本人初の認定トレーナーの一人として認定された。

2015年には東京のAbletonユーザーグループAbleton Meetup Tokyoを立ち上げ、音楽に関わる人たちを繋げるイベントを隔月で開催している。

2017年にはJeff Millsのアルバム”Planets”のアルバムを使用して、スピーカー60本並べてフルオーケストラを再現したサウンド・インスタレーションのディレクションを手がける。

2018年にはCD HATAとのセッションや、バンドやアーティストとコラボレーションしたEPをマンスリーで4タイトルリリースした。

彼はそうしたアーティスト活動の一方で音楽機材や制作に深い造詣を持ち、雑誌やwebメディアに音楽制作や機材についての記事を寄稿・翻訳するなど文化的な活動もしている。

共著に”Ableton Liveによるトラックメイキング 基本から実践スキルまで”,”トラックメイキングの基本スキル”(共にグラフィック社)

Ikuko Morozumi

力強い低音を軸とした音響を生み出しTechno,Electronica, Experimental, Noise, Glitch, Industrialなど様々なジャンルの電子音楽そして、現代音楽の間を自由に飛び回るアーティスト。

現在はコンピューターを制作の中心に据えているがピアノとギターの演奏経験も持つ。パルスのようなリズムと無機質なノイズの嵐の中でほのかに或いは一瞬のハーモニーが見え隠れするのはその経験から導かれている。

東京に拠点を置き国内外のレーベルからのリリースやライブなど様々な活動を行っている。