来週月9に迫ってきたAbleton Meetup Tokyo Vol.51の出演者紹介です。今回のゲストは名古屋のメディアアーティスト/Ableton認定トレーナー=HIEI。今年認定トレーナーになった方です。
HIEIさんはハウス好きで、macrophage lab.名義でディープハウスの作品を国内外でリリースしたり、Francois K名古屋公演のサポートをつとめたりしています。

今回HIEIさんは「M4Lでインタラクション入門編」と題して、Max for Liveで映像を解析して音に変換するなどインタラクション(相互作用)の手法を紹介します。
今回の配信でハウスのライブセット構築術についてお話しをしてもらう案もありましたが、配信のため断腸の思いでまたの機会に持ち越しとなりました。。
それではHIEIさんのメディアアート作品を紹介していきましょう。

人間が音符になる巨大シーケンサー”THE SEQUENCE”

まず最初は名古屋のナディアパークで展示されていた”THE SEQUENCE”。人が座るとその位置に応じて音が鳴る、8ステップ/3ボイス?の巨大シーケンサーです。

https://hiei-music.com/portfolio/the_sequence/

カメラで心拍を検出してMIDIをトリガーする”Face Beat”

次はサウンド&レコーディングマガジンのMax連載に掲載された”Face Beat”。webカメラで人の顔から心拍を検出してMIDI信号に変えるMaxのパッチです。人の顔から心拍が検出できることを知りませんでしたが、特別なハードウェアは必要なく、webカメラがあれば大丈夫だそうです。

植物の位置で音楽を作る”GARDEN MUSIC 02″

最後は今回のキー・イメージにも使わせて頂いた”GARDEN MUSIC 02″。
植物を使ったシーケンサーで、大理石のテーブルの上に植物を置くと音が鳴ります。
左側のテーブルで音色やテンポなどシーケンサーの情報をコントロールして、右側のテーブルに音符となる植物を並べ、光っているところが現在の再生位置を示しています。ピアノロールではなく植物ロールですね。

https://hiei-music.com/portfolio/garden-music-02/

Ableton Meetup Tokyo Vol.51は12/26 9PMから配信!

ハウス好きが高じてハウス(家)も制作中のHIEIさんをフィーチャーしたこのプログラムは12月26日(月)午後9時から配信。AMTのYouTubeチャンネルから無料でご覧になれます。
気に入ったらチャンネル登録&通知オンもよろしくです!
https://www.youtube.com/c/AbletonMeetupTokyo

プログラム概要

Ableton Meetup Tokyo Vol.51 feat. HIEI
On Air : 2022/12/26 9pm-10pm
at YouTube Live
https://www.youtube.com/c/AbletonMeetupTokyo

Presentation: 「M4Lでインタラクション入門編」 by HIEI (Ableton Certified Trainer | Nagoya)

MC :  Koyas (Ableton Certified Trainer | Tokyo), CD HATA (Dachambo)

視聴はこちらから


HIEI

テクノロジーとサウンドをテーマにさまざまなアプローチで作品を制作。macrophage lab.名義でDEEP HOUSEを中心に作品をリリースする他、Ableton Liveによるライブパフォーマンス、サウンド・メディアアート作品の制作、Max for Liveによる音楽表現の可能性を広げるレクチャーも行う。

テクノロジーとサウンドをテーマにさまざまなアプローチで作品を制作。1990年代からDAWによる音楽制作を開始しmacrophage lab.名義でDEEP HOUSEを中心に作品を国内外でリリースする他、楽器メーカーにて電子楽器の研究開発などに携わる。

2002年よりAbleton Liveを使用し、即興的に音楽を構成するライブパフォーマンスを開始。Francois K. DEEP SPACE Nagoyaのオープニングアクト等、HOUSE、TECHNOを中心に様々なイベントでライブパフォーマンスを行う。

2009年、「音楽におけるコンピューターは記録物を作るための装置なのか?」という疑問から、コンピューターの特異性を生かしたインタラクティブ作品の制作を開始。水晶を使って音楽を生成する作品“ひかりレコード”、直径10mの巨大シーケンサー“The Sequence”などを制作、ドイツZKM、マイアミSCOPE Art Show、北京Star Galleryなど国内外で様々な作品を発表。また、Max for Liveデバイスの開発では、表情から心拍を取得してMIDIを生成する“FACE BEAT”、卓上でシーケンスをコントロールする“MATRIX SOUND“などを制作。

講師としては主に愛知県内の教育機関で、コンピューターを使った音楽制作や、Maxを用いた音楽表現の可能性を広げるレクチャーを行う。また、一般向けのAbleton Live講座では、主にHOUSE、TECHNOの音楽制作、ミキシング、またMax for Liveの基本から応用のオンラインレクチャーを行う。

https://hiei-music.com/

カテゴリー: NEWS

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